宝持(ほうじ)

大阪の難読地名(#75)宝持

 「たからもち」ではありません。 宝持(ほうじ) 法事ではありません、「ほうじ」です。 「たからもち」などが一番読んで欲しい読みなのでしょうが、現実は違います。 近くに神社、しかも法事と記されるところも無く、由来ははっき

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半町(はんじょう)

大阪の難読地名(#74)半町

 さすがに一発変換させようとすると読みは「はんちょう」でした。 半町(はんじょう) 地元では普通に読めるのですが、正解は「はんちょう」ではなく、「はんじょう」です。 「まち」を「じょう」と読むのは相当難しいのではないでし

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大県(おおがた)

大阪の難読地名(#73)大県

 多分旧字体の大縣が正しい文字ではないかと思います。 大県(おおがた) 人名で山県(やまがた)さんという姓がありますので、あながち読めないわけでは無いのでしょうが、そうでなければこれは中々読めません。大分県の親戚ではあり

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箱殿(はこどの)

大阪の難読地名(#72)箱殿

 いや、素直に読んでも大丈夫ですよ。 箱殿(はこどの) 国道308号と国道170号の交差する場所にあります。 そのまま読んでも差し支えはありません。 でも、逆に「はこどの」の読みから「箱殿」と書き切る勇気はなかなか出ませ

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暗峠(くらがりとうげ)

大阪の難読地名(#71)暗峠

 正確には大阪と奈良の境界ですが。 暗峠(くらがりとうげ) 先日来、何度も訪れているのですが、実は難読地名なのです。 暗がり峠と読むのですが実際は送り仮名がなく、「暗峠」となっているために「くらとうげ」と読んでしまいそう

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御厨(みくりや)

大阪の難読地名(#70)御厨

 けっこうあちこちに同名の地名があるようなので結構読めるかもしれません。 御厨(みくりや) 厨房の「厨」を「ちゅう」と読まずに「くりや」と読めればほぼ正解に近づくのではないでしょうか。 とはいえ、そうそうここの部分の読み

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持ち上がる焼きそば定食

持ち上がる食べ物(続)

 大阪のサンプルは動きがあるのです。 持ち上がる焼きそば定食 以前に紹介したことのある「持ち上がる食べ物」で掲出した食品サンプルですが、徐々に勢力を伸ばしてきており、見かけることが多くなってきました。

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衣摺(きずり)

大阪の難読地名(#69)衣摺

 きぬずれと読んだ人、かなり近いです。 衣摺(きずり) 衣擦(きぬずれ)とよく似た感じもしますが、「きずり」が正解です。 袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)ということわざがありますが、関係は無さそうです

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茄子作(なすづくり)

大阪の難読地名(#68)茄子作

 これは始めのほうが読めれば読めますか。 茄子作(なすづくり) ローマ字表記はなぜか音をそのまま写して「なすずくり」である 茄子を「なす」と読めればほぼ正解に至れるのではないでしょうか。とはいえ、茄子を漢字表記する機会が

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枚方市(ひらかたし)

大阪の難読地名(#67)枚方

 ひ~らぱ~♪で有名です。 枚方市(ひらかたし) 大阪人というか京阪沿線の人は苦も無く読めますが、実際は難読地名です。 「枚」の字を「まい」と読まずに「ひら」と読ませるのが難しい点です。 京阪神だとこの枚方にある遊園地「

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神出来(かんでら)

大阪の難読地名(#66)神出来

 これはちょっと無理です。 神出来(かんでら) 光源の明るさ(強さ)の単位がカンデラ。いや、これはちがいますが。 一文字ずつそうですかと、言われればそうなのです。「神」が「かん」、「出」が「で」、「来」が「ら」。三つ合わ

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西面(さいめ)

大阪の難読地名(#65)西面

 「にしめん」ではありません。「さいめん」と読んだ方、おしい! 西面(さいめ) そう言われると、なんとなくそう読めるような気がしますがヒント無しだとかなり難しい。 西を「さい」、面を「め」と言われてそれぞれは読めますが、

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餌差町(えさしまち)

大阪の難読地名(#64)餌差町

 「さ」が足りないような気がしませんか。 餌差町(えさしまち) 「えささ」町ではありません。「えさし」町と読みます。 ここもまた、最近修正が加わったような跡があります。思うに「えさしちょう」だったのでは無いかと想像してい

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別府(べふ)

大阪の難読地名(#63)別府

 温泉ではありませんよ。 別府(べふ) 温泉(♨)で有名な同じ文字の方は「べっぷ」ですが、こちらは「べふ」。「府」はともかく、「別」を「べ」としか読まない所がイレギュラーです。 この別府ですが、摂津市の大阪市側への飛び地

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土師(はぜ)

大阪の難読地名(#62)土師

 「つちし」と呼んだ方、かんぜんにハズレですよ。 土師(はぜ) もう、なにがなんだかさっぱりです。土室と書いて「はむろ」と読む地名をご紹介しましたが、その系列かと思ったりもします。 地域柄、埴輪の製作を生業とする集落があ

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芝生(しぼう・しぼ)

大阪の難読地名(#61)芝生

 これは「しばふ」ではありません。 芝生(しぼう・しぼ) この看板にもなにやら修正痕があります。「しぼう」の最後の「う」が書かれて、消されたようです。 京都(きょうと:KYOUTO)=「Kyoto」の様に母音の「お」を延

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東八田(ひがしはんだ)

大阪の難読地名(#60)八田

 これもちょっとひねりがあって読めません。 東八田(ひがしはんだ) 八田と書いて「はんだ」と読みます。半田ではありません。あくまでも数字の八とたんぼの田です。 これも渡来人関連の由来が唱えられていて、このあたりに住んでい

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丑寅(うしとら)

大阪の難読地名(#59)丑寅

 十二支を読める人は大丈夫です。 丑寅(うしとら) 東西南北の表記法だと北東です。 で、この付近にあった三宅城の北東にあたる位置にあったことからこの地名になったそうですが、なんか安易ですよね、それって。 まあ、2009年

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大庭寺(おおばでら)

大阪の難読地名(#57)大庭寺

 人名などで桜庭は「さくらば」と読みますから、なんとなく読めそうかも。 大庭寺(おおばでら) 「おおにわ」と読みたくなりますが、冒頭に挙げた例のように庭の字は「ば」と読みます。 大庭という地名そのものは各所にあるようで、

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