謎の解剖学者ヴェサリウス

医学か芸術か

医学を志すことが無くとも、見たことのある人が多いと思います。 坂井建雄著 筑摩書房刊 謎の解剖学者ヴェサリウス 1999年10月12日 第1刷発行 ISBN4-480-04232-6 解剖学の世界ではかなり有名。実際に座

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発酵食品礼賛

かもすぞ〜

世の中、菌が作用して出来上がる食品だらけです。 小泉武夫著 文藝春秋刊 発酵食品礼賛 文芸新書 076 平成11年11月20日 第1刷発行 ISBN4-16-660076-1 もやしもんの中に登場する樹慶蔵のモデルになっ

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楽園の泉

楽園の泉

 タイトルを見てピンと来た方、正解です(え、なにが?)。  亡くなられました、アーサー・C・クラーク。ご冥福を祈り合掌。  アーサー・C・クラーク著 山高 昭訳 早川書房刊  楽園の泉  2006年1月31日発行  原題

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目で見るデジタル計算の道具史~そろばんからパソコンまで

デジタル計算機

ちょっと内容が偏っていますが、仕方が無いでしょう。 ペキー・キドウェル+ポール・セルージ著 渡邉了介訳 ジャストシステム刊 目で見るデジタル計算の道具史~そろばんからパソコンまで 原題 LANDMARKS IN DIGI

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ふしぎな生きもの カビ・キノコ 菌学入門

もやしもん

コミックのもやしもんが面白いそうですが、天の邪鬼の私はこちら(笑)。 ニコラス・マネー著 小川 真訳 築地書館刊 ふしぎな生きもの カビ・キノコ 菌学入門 原題 Mr. Bloomfield’s Orchar

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迷惑な進化 〜病気の遺伝子はどこから来たのか〜

進化か退化か

進化と退化、得られるメリットによって発生するデメリット。物事はつねに1方向だけが巧く動くとは限らないということでしょうか。 シャロン・モレアム with ジョナサン・プリンス著 矢野真千子訳 日本放送協会出版刊 迷惑な進

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数字で見るとリアルにわかる 人生の確率

人生は運で生きる

世の中には確率と統計という学問があり、いつも迷わされます。 小島寛之監修 宝島社刊 数字で見るとリアルにわかる 人生の確率 2007年2月24日 第1刷発行 ISBN978-4-7966-5693-1 世の中の有象無象を

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人体 失敗の進化史

人体は失敗作か

ヒトの身体ははたして成功した進化の結果なのか、失敗した進化の結果なのか。 遠藤秀紀 著 光文社刊 光文社新書 「人体 失敗の進化史」 2006年6月20日 初版第1刷発行 ISBN4-334-03358-X 途中でなにか

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季刊 UNIX magagine

Leopard

虎の次は豹になりました。 株式会社アスキー発行 季刊 UNIX magagine 2008年1月号(第23巻 第1号 通巻241号) 前回のUNIX magazineに引き続き今回もMac OS X関連の特集記事が掲載さ

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メビウスの帯

メビウス

メビウスと言われてメビウスの帯(またはメビウスの環)をすぐ連想するほど有名な数学者です。 クリフォード・A・ピックオーバー著 吉田三知世訳 日経BP社刊 メビウスの帯 原題 The Möbius Strip Dr Aug

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プリンに醤油でウニになる

プリンと醤油

味覚センサーを開発した著者による開発にまつわる味覚の不思議。開発したセンサーを利用した味認識装置による様々なものの味の探求が綴られています。 都甲 清著 ソフトバンククリエイト株式会社刊 プリンに醤油でウニになる 味覚セ

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わかってまんがな

わかってまんがな

敬愛すべき、たなかじゅん氏の初めての単行本です。 たなかじゅん著  ヤングサンデーコミックス 小学館刊 わかってまんがな 1992年1月5日 初版第1刷発行 ISBN4-09-151331-X ※現在版元在庫もなく出版元

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科学ジャーナリストの手法 プロから学ぶ七つの仕事術

科学ジャーナリズム

分野としては確立しているのですが日本ではあまり華々しく無い印象が高いのが問題です。 日本科学技術ジャーナリスト会議編 化学同人刊 科学ジャーナリストの手法 プロから学ぶ七つの仕事術 2007年5月25日 第1刷発行 IS

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それでいいのか蕎麦打ち男

蕎麦打ち男

 タイトルが示す通りそば打ち男へ対する批判のはずだったのですが…。  残間里江子著 新潮社刊  それでいいのか蕎麦打ち男  2005年 9月25日発行  ISBN4-10-478201-7  いわゆる団塊の世代の男どもへ

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生命のセントラルドグマ 〜RNAがおりなす分子生物学の中心教義〜

セントラルドグマ

 最近よく目にするようになった言葉ですが提唱されたのは結構前です。  武村政春著 講談社ブルーバックス B1544  生命のセントラルドグマ 〜RNAがおりなす分子生物学の中心教義〜  2007年2月20日 第1刷発行

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ブラックホールは毛が3本:現代科学発展の歴史と現状

毛が三本

 毛が三本といわれると、どうもオバケのQ太郎を彷彿させます。  馬場 宏著 新風舎刊  ブラックホールは毛が3本:現代科学発展の歴史と現状  2006年12月5日 初版第1刷  ISBN4-289-00565-9  講談

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相対性理論が驚異的によくわかる

相対性理論

 今や名前を知らぬ人も少ないアルバート・アインシュタインのこれまた有名な相対性理論。ちょっと見返してみました。  マーチン・ガードナー著 金子努訳 白陽社刊  相対性理論が驚異的によくわかる  原題「THE RELATI

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