漫才では無いです。
てんやわん屋
焼肉を焼いている間に脂が落ちて炭火から火が立ち上り、強火で炙られた肉からさらに脂が落ちてきて火に油を注ぐような火がぼうぼうの大騒ぎ。本当の意味での炎上状態に至ります。
一般的には予想外の出来事によって統制が取れない状態になった様を指します。英語で言う所のchaos(カオス)な状態。何かをきっかけに大騒ぎになり皆がパニックに陥ってしまってさらに状況が混迷を極めてしまい収拾が付かなくなってしまいます。言うなれば集団ヒステリー状態。
店の中のあちこちで炎が上がって「わーっ!」とか「きゃー!」とかの叫び声が上がって賑やかな状態なのかと。いや、そんな事は無いか。
「獅子てんや・瀬戸わんや」という漫才コンビがありましたが、略称が「てんやわんや」。
大柄なてんやが小柄のわんやをいじってわんやが怒ってやり返すというスタイルでした。持ちネタには有名な「ぴっぴっピーヨコちゃんじゃ、アヒルじゃがぁがぁ」というのがありまして後にはオレたちひょうきん族のコーナーで片岡鶴太郎がネタとして披露する場面もありました。このネタはこの語感と不条理感から今でも色々なところで見かけることがありますね。