百億萬圓払え!ってやつですか。
おくまん
「億萬」は命数法としては二つの命数名が重なっているのであまり正しいとは言えません。
でもよく子供が喧嘩での言い合いにはこんな言い方しますよね(笑)。英語でも同じ様にgazillionとか大きそうな架空の数を使う様です。バック・トゥ・ザ・フューチャーで次元転移装置を作動させるための1.21ジゴワット(1.21 jigowatt)も同じで、どちらも「なんとなく大きそうな数字」として使い、実際の命数法にはありません。
もっともバック・トゥ・ザ・フューチャーの場合は脚本家と監督がギガワット(gigawatto)の発音が悪い人から耳にし、それがジゴワットに聞こえ、そのまま脚本にしたと言うのが真相のようです。
実際に百億萬円を正しいとするとその数は百兆円になってしまい、現在の日本の国家予算に匹敵する金額。とても払える金額ではありませんから、とにかく大金払え!っと言う意味では正しいのでしょう。
さて、この屋号をつけた店のコンセプトは「億萬の人を笑顔に」だそうで、それほどの数の多くの人に喜んでもらうお店と言う意味だとか。皆が幸せになるお店のようです。