いばらの道か平坦な道か。
珈琲店「珈琲道」
日本人の文化として、何かを究めようとすると「道」になります。
曰く、「茶道」「香道」「書道」「武道」だったり、「〜道」を挙げ始めると際限ありません。
珈琲(コーヒー)は「道」と成立したのかどうかは定かではありませんが、海外ではコーヒー鑑定士(クラシフィカドール:Classificadore)というのがあるので、日本の言う所の「道」が成立しているのかもしれません。
まず、マスターが珈琲道を極めて、その究極の淹れ方でコーヒーが提供される。客は無言で厳かに頂く。主客の間に言葉は交わされずとも心が通う。
すばらしい!
とまあ、ここまでは勝手な想像(妄想)ですが、実際にコーヒーにこだわりがあるのは確かなよう。店の名前の由来は獅子文六の「可否道」の版画が掲げられており、そこからだそうです。