いままで、MXRのタイプのケースであるHAMMOND #1590Bを使用して作ってきましたが、いかんせんユニバーサル基板で製作しているため基板サイズが大きくなりがちなのが難点です。
TAKACHI TD9-12-4N
エフェクタ作りの動機として最初に掲げていたのがBOSS OverDrive OD-1の復刻版の製作です。もちろん当時の部品等は手に入りませんので、代替品や現行品で置き換えをして・・です。
助走段階で他のエフェクターを作って、いろいろと製作時のノウハウを蓄積してからOD–1の製作に取りかかろうと基板の設計をしているとどうしても基板サイズが#1590のサイズに収まりそうもありません。プリント基板をおこせば絶対に入るサイズである事は確信していますし、被服線を使ってハンダ面にジャンパ配線すれば、コンパクトにまとまりそうなのは分かっているのですが、あえてピン間0本ルールでユニバーサル基板で組む事にしました。
そうなると、一回り大きい目のケースという事になっってしまい、TD9-12-4Nとなりました
HAMMONDのケースでも良かったのですが、思ったちょうど良いサイズがなかったのと、TAKACHIの自社品に比べると割高な点もあり、OEM品ではないダイキャストケースにしました。
現在はとりあえず、部品類は収まりそうなのでレイアウトやデザインを考えている段階です。ケースは鏡面仕上げの無塗装にするか、やはりOD-1なので黄色く塗装するか悩んでいます。
今回は基板上に可変抵抗を単線でマウントするいままでのやり方を踏襲せずに作ろうと思っていますので、基板の置き方/固定の方法なども悩みどころです。BOSSの筐体の場合、スイッチや可変抵抗器等はかなりクリアランスのある箇所に取付けられており、基板上の部品高さにあまり気遣いが必要ありませんが、こちらは入出力ジャックやフットスイッチ等の部品が納められない空間が多いためそこらあたりまで、気遣いが必要です。
しばらく悩みつつ製作にかかる事にします。
※OD-1の回路についてのご質問はご遠慮ください。ローランド社の回路の著作権および工業化所有権などもあります。趣味で製作しておりますので製作物の譲渡/販売や回路図等の公開などは予定しておりません。ご了承ください。