アリバイ作り

通称、アリバイ横丁。実は日本各地のお土産を販売している小路です。
阪神ふるさと名産
阪神ふるさと名産
阪神百貨店からJR駅方面へ抜ける地下街の通りにひっそりと並んでいます。
全国の名産品、お土産品を販売しており、ちゃんと現地の製品がおかれています。旅行先で買ったお土産が大阪や東京の製品だったりという洒落にならない状態はありません。日本全国どこへ行かずともここで旅行のお土産品を入手できます。もちろん、行っていない旅行先のお土産もバッチリ。で、通称アリバイ横丁というわけです。
じつはこの店舗、ごらんいただけると判ります(判り辛いかも)が、壁に張り付いたような店舗が並んでいます。
そう、地下街の通りの壁の奥行き30cmぐらいの凹みが店舗なのです。まさに壁に張り付いたといっても過言ではありません。どんな隙間も商売にしてしまうのがいかにも大阪的です。
で、この店舗なのですがほぼ全国の都道府県の多くをカバーしていたのですが、現在ではウソの行き先が限定されます(笑)。
これらのお店番をしてくれるオバチャンの確保が難しく半数どころか四分の一ぐらいしか店舗が開いていません。当然、開いている店舗の特産品しか買えませんから、アリバイ作りの行き先も限られてしまいます。
実際に店舗数の縮小をカバーするために、看板になっている都道府県の店舗内に複数の都道府県をまとめて運営せざるを得ない状態です。写真の手前にある宮崎県では大分県と鹿児島県が同居中です。
こんなに世の中不況で職がないと嘆いておられる諸兄が多い中、この一角は人で不足なのがなんとも。

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