ビリビリきます。本当に体に良いのだろうか。
電気風呂
能書きが『痛快』。
銭湯や大型浴場施設などで設置されている電気風呂。日本独特のものかと思いましたが、どうやらアメリカ生まれのようです。サナトリウム療法のために考案されたようですが、開発した人物はどうも奇天烈系珍発明家だったようで、海外ではその怪しさからか廃れてしまい見ることはほとんど無い状態だそうで、日本で生き残っていると言った方が良いかもしれません。
電気を流すことで筋肉収縮を促し、マッサージ効果があるとされますが、生体電流に変化を起こさせる電気風呂はペースメーカ装着者などの体内医療器具を取り付けている人は禁忌対象です。また貴金属などの金属装飾品を身に付けたまま入浴するのも厳禁です。高血圧の方のほか、妊婦や肝臓病の方も極力避けるのが無難だそうです。
浴槽に入ると「ウガ〜ッ!」となりますが、人によってはあのビリビリ感が『痛快』と感じる方がいらっしゃるのでしょう。
しかし、風呂に入って全身電気を通す水に浸かった状態でよく体に電気を流すなんて無茶なことを考えついた。というより実際にやっちゃったのはある意味マッド・サイエンティスト的な感じが否めません。よっぽどマゾヒスティックな人が実験台になったのかもしれませんが。