赤川仮橋

以前にご紹介した赤川仮橋ですが、ちゃんと列車の走る様子を収めてきました。
城東貨物線淀川橋梁(赤川鉄橋)
城東貨物線淀川橋梁(赤川鉄橋)
吹田から百済方面への列車で機関車はDD51
まあ、のんびりしたものです。
一応、定期貨物列車なので時刻表はあるのですが他に走行する列車がありませんので、迷惑をかけるわけでもなく、多少の遅れや進みはへっちゃらです。早かったり遅かったりします。機関車一台だけのときもありますし、貨物を引いている時もあります。一日5回しか走りませんし、土日は走らない便もあります。
城東貨物線淀川橋梁南側のスロープ
城東貨物線淀川橋梁南側のスロープ
百済から吹田j方面への列車で機関車はDE10
城東貨物線を走る貨物列車は吹田信号場を出てこの赤川鉄橋を通り百済駅へ向かいます。
電気機関車や電化した路線を走る列車の迂回に使うという名目で、この赤川仮橋を含む鴫野駅までが電化されており、架線もあるのですが通るのはディーゼル機関車(DD51やDE10)ばかりです。開業したのは1つ先の放出ですので実質全線で電化されているといっても良いかもしれません。
おおさか東線として放出から久宝寺までが開業しましたが、実はこの赤川鉄橋もこの路線として開業する予定で、放出から新大阪の経路にこの赤川鉄橋が含まれています。
横を人道橋として大阪市が使用していますが、元々は複線で通すための橋梁でした。
河川法許可標識板
河川法許可標識板
市道JR貨物線赤川架橋の使用者は大阪市建設局
占用期間は平成19年4月1日から平成24年3月31日となっている
で、一応、占用期間が記載されており大体は期限を迎えてもそのまま何年分か延長をして継続使用が行われます。しかし、おおさか東線として旅客営業しようとするとこの赤川仮橋の部分を取り壊して軌道を敷いて列車が通ってしまいます。
大阪市もこの橋の有用性は認めており、赤川仮橋が使用できなくなる事も想定して別に人道橋を架橋する案もあるそうです。赤川仮橋は本当に実際に24時間人通りが絶える事はありません。
もっとも2006年の全線開通開業予定が大幅に遅れていますから、全ての用地買収が終わるまで開通もさせられないので、少なくとも上記の占用期間の間は人と自転車は仮橋を通る事ができると思われます。目標は2012年開業だそうですがはたして間に合うのやらどうやら。

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