旧暦のお盆に行う行事を盂蘭盆(うらぼん)と言います。別名、地蔵盆とも。
地蔵盆カレー
以前にご紹介した事のある珍メニューでクリーンヒットを飛ばし続けるまる虎ぽ〜ろの季節メニュー。
その名も期間限定メニューで「地蔵盆カレー」。お盆の時の「盆カレー」に「地蔵」を足して流用した感じがしないでもありませんが(笑)。
地蔵盆というと、祠の前でイスがおいてあったりして子供たちにお下がりが貰えるなどのイメージがありますが、本来の仏教にはその概念は無かったようで、経由してきた中国にて行われる中元節(旧暦7月15日)と儒教的考えの「孝」が反映されて合わせ混ざったもののようです。
コピーに「おいしさ広がる21世紀のスタンダードカレー」盆カレーゴールド21とあります。
大塚のボンカレー(ボンカレーゴールド21)と掛けている気もしますが、盆カレーの方の実態は相変わらず不明です。
もれなく「生卵」「生スプーン」「生水」が付いているとのこと。「生水」よりも「生スプーン」が気になる所ですが、「生卵」をカレーの上に落として月見盆カレーと洒落てみるのも良いかと。
ちなみに大塚のボンカレーの「ボン」は「盆」でも「梵」でもなく、フランス語の「bon」(英語ではgoodに相当)という意味で、美味しいカレーという意味に掛けています。決して地蔵盆などとは関係ありませんので、念のため。