判りやすいというかストレートな表現の看板です。
かるだけ1000円
やっぱり床屋ではなく散髪である
大阪の看板は本当にズバッっと切り込んできます。
これなどはもう、言いたいことを一言。キャッチコピーの世界です。
中島らも氏が指摘していたようにコピーライター殺しの名看板(迷看板?)が本当に多いのです。
かるだけ、とありますので、カットのみ。シャンプーも髭剃りもなし。でもそれで充分な用途の人も多いはずです。
そこでサービスを限定して価格を下げて客を呼ぶ。
必要な人に必要なだけのサービスで提供することでお客にも得をさせる。
と、いった大阪的サービス精神が凝縮した看板です。
しかし、よく見ると、配電ボックスの扉に貼り付けてある間借りの看板のようで、ちゃんと開くハンドル部分が切り抜かれて操作できるようにしてあります。
これまた図々しいのか奥ゆかしいのか、判断に迷いませんか?