大阪の難読地名(#19)正雀

落語家の名前ではありません。
正雀(しょうじゃく)
正雀(しょうじゃく)
大阪の落語家の一門に桂を冠する一門があります。たぶん、有名株が「桂三枝(かつらさんし)」と「桂文珍(かつらぶんちん)」ではないかと思われます。私なんぞの若輩がどうこう評するのは堪えられないと思われるかもしれませんが、若くして夭折された非常に才能ある方に「桂枝雀(かつらしじゃく)」という方がいらっしゃいました。
非常にユニークな方でして、英語で落語をするなど斬新ながらも古典の味わいを継承する大変才能のある方でした。
と、いうことで、正雀の読みを「しょうじゃく」とすることに何の違和感も無い人が多いのですが、地方の人から見ると、どうみても「雀」を「じゃく」とは読みたくないので「すずめ」では無いかと言われたりします。
麻雀(まーじゃん)も「じゃん」なので特殊な読みなのですが、どうも違うようです。
ちなみに、阪急電鉄の定期券だと桂~正雀の定期を作れますので定期券が「桂 正雀」となります。他にも阪急電鉄は伊丹~十三で「伊丹十三」もできますね(笑)。

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