製薬メーカーの多くがココに本社を構えています。
道修町(どしょうまち)
「どうしゅうちょう」と読みたくなりますが、「どしょうまち」です。
薬の町、薬種問屋などがあつまる町として江戸時代から栄えたことから、現在も多くの製薬メーカーがこの道修町に本社を置いています。江戸時代には薬種問屋130件を数えるほどあったそうで、田辺五兵衛・塩野義義三郎、武田長兵衛など現在の大手製薬メーカの祖がここにあったこともあり、歴史的に薬と密接な関係がありました。
地名の由来には道修寺という寺院があったという説、道修谷という地名からの説とありますが、後者の方がどうも有力なようです。
参考文献
池田末則監修 株式会社プラネットジアース刊
大阪地名の謎と由来
2008年2月15日 第1版第1刷