歌ってる人はガテン系じゃ無いですけど。
ガテンZ(ゼット)
そもそもの「ガテン」という単語は造語で、リクルートから発行されていた就職情報誌「ガテン」が由来。土木建築などの職人を含むいわゆるブルーカラーの職種専門情報誌だったので土木建築系の事を指してガテン系と呼ぶようになったようです。その時のリクルートと日清食品とのコラボで発売されたのが「ガテン系まぜそば」で、商品の味付けがガテン系を意識していたのでしょう。麺大盛り、ニンニク風味のがっつり濃厚豚骨タレ、チャーシューにガーリックチップ、マヨネーズ、魚粉に炒りごまなどと味が濃いのとたっぷりの具材でドカ盛りガッツリ系が好きな方にはたまらない組み合わせなのではないかと。
現状ではガテン系のまぜそばの出来上がりは、いわゆる二郎系ラーメンのまぜそばバージョンでしょう。
ところで「Z(ゼット)」と言われると水木一郎御大を思い出します。そう、あの「♪マージーンガー、ゼーッッットォ!」とキメるアニメソング。一度耳にすればこびりついて(笑)離れないアレです。
”Z”は英語だと発音は[ziː](ズィー)なのですが、日本ではドイツ語読みが浸透しているのか[tsɛt](ツェット)が訛った(ゼット)の方が普通に使われています。英語の授業では普通に英語発音を習うのですが、数学の授業では変数の”z”は「ゼット」と呼ぶので余計にややこしくなっている要因ではないかと。