居酒屋ガレージさんのお招きで今年もお伺いしました。
猪飼野地車
好天ですでにかなり暑い
御幸森神社の夏祭りに曳行される地車に同行しました。
現在の地車は明治20年ごろに製作されたものだそうで、中で2丁鳴っている鉦も相当古いものです。太鼓は今年張り替えをしたそうで、地元の人ではすぐ音が変わったと判るそうです。
鉦2丁、小太鼓と、大太鼓が中にあり、元気よく鳴り続けています。
平野運河横
各地の地車もそうですが、相当狭い道であっても上手に通ります。写真では道幅は狭いものの上が開けていますが、民家の路地の相当立て込んで屋根や電柱などが迫った道でも上手に通っています。
交差点にて
地面の茶色い線は地車のコマの擦り痕である
地車には操舵機構なんてありませんので、交差点で曲がるにはその場でこのようにやり回しをしてぐるっと地車を回転させます。地面にはコマの擦れた痕が残り相当な重さを感じさせます。
狭い路地の曲がり角でも地車を周囲にぶつける事無く、屋根の上に人が乗ったままで回転させて通り抜けて行きます。
お尻を持ち上げる
夜には御幸森神社へ宮入するのですが、昼間よりもかなり元気。お尻を持ち上げたまま走行したり、上げ下ろしで元気よく動いていました。
曳く人数は、暑い昼間には参加していない人たちも参加してくるらしく、元気な人の人数が増えていますし、地車の動きも激しくなります。
近くでみると、鉦・太鼓の音が体に響き、夏のエネルギーを感じます。
夜店
御幸森神社にはごらんのように露店が出て、たいへんな人手になっています。
暑い中でも人が押し合うくらいの賑わいで、夏祭りを実感します。
今回も居酒屋ガレージさんと常連の方々を含め、大変お世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
翌日の本宮の様子などが居酒屋ガレージさんでご紹介されています。
御幸森神社・夏祭り
御幸森神社・夏祭り#2