いやあ、高すぎて手が出ませんでした。
NR(RC40)
ホンダテクニカルカレッジ関西校のロビーにて
ホンダのリリースに記載がありますが、当時の発売価格が500万円強。とてもですが道楽でも買える金額ではありません。
その分、贅沢なつくりになっています。
コックピット周り
タコメータの32VALVEが誇らしい
コンロッドはチタン製、ホイールは塗装されていてわかりませんがマグネシウム合金製、フレームは目の字型の断面材でアルマイト加工でバフ仕上げ、ウインドスクリーンはチタンハードコートの蒸着、ヘッドパイプ周りおよびピポッド周りは鋳造ではなく鍛造品で、フェアリングにいたってはCFRPというほとんどレーシングマシンと同じ感覚というか、一般的な市販車両とは完全に異なった仕上げ・仕上がりです。
NRフロント周り
フロントは倒立サスペンションでフローティングディスク
しかもタイヤ径は16インチである
そらぁ、高いわ。と、口が出そうなのですが、ホンダの意地と威信をかけた市販フラッグシップマシンですので、採算度外視、注げるものをすべて注ぎ込んだといってもよいのでしょう。それでもこんな価格になってしまったのは、ある意味ワークスマシンを市販したのと同じ状態だからでしょう。
国内版は当時の自主規制で77psでしたが海外版(米国版)はPGM-FIの仕様などが異なり、130psぐらいは出ていたそうです。
しかし、今となってはかなり維持したり走行すること自体が厳しい車体となってしまっています。
トヨタの2000GTと同じ感じになっているのでしょうか。
もう一度、出してくれないでしょうかね。今なら国内でも大型免許(当時の限定解除)は教習所で取れる時代なので需要はあると思うのです。
良い音でしたよ。
個人的には4気筒の高回転の音が好きですが
(まぁ、だからFC22Bに乗ってるワケで)
200k強で走るNRの音も何ともいえない
良い音でしたよ。
もっとも、15000位でしたら、今なら
難なく市販車で聞けるワケですが。。。
初代VTに今また乗ってみたい。どんな風に
感じるんでしょうね。