大阪の難読地名(#65)西面

 「にしめん」ではありません。「さいめん」と読んだ方、おしい!
西面(さいめ)
 西面(さいめ)
 そう言われると、なんとなくそう読めるような気がしますがヒント無しだとかなり難しい。
 西を「さい」、面を「め」と言われてそれぞれは読めますが、合体したときにこの読みの組み合わせになることは想像するのがつらいのではないでしょうか。
 何らかの西に位置していると考えると由来がありそうなのですが、この場所の近くに遺跡があるわけでもなさそうですし、古い地名らしいのですが来歴がはっきりとしません。渡来系のようですが、出自が判明しませんので、この地名の由来は現状よくわかりませんでした。

2件のコメント

  1. 少し西に行くと、茨木市「目垣」があり、城址を思わせます。安威川が流れ、これを越えたところに「溝咋神社」があります。開発領主の「溝咋氏(源氏)」にゆかりがあるとも言われます。また、近くの「唐崎」の町名から、渡来系の地名「西面(サイメン)」と関係がああるとも言われています。

  2. 貴重な情報を頂きありがとうございました。
    改めて調べ直してみると諸説あるようで、韓国にも「西面(ソミョン)」という地名があるそうですので渡来系の由来もありそうですね。

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