最近、細かいハンダ付けが続いているので導入しました。
プリント基板用フラックス 無洗浄RMAタイプ
大洋電機産業株式会社(goot) BS-75B
前回のZIFソケットやICソケットへのハンダ付けのピン側ではなく、ソケット側)をするときなど、非常にハンダのノリが悪いのです。高活性ロジンのハンダを使ってはいますが、それでもハンダのノリと流れが悪くハンダ付け不良やソケット基材などへの熱損傷が危惧されます。
また、表面実装用ハーフピッチの多ピンICを使用する事になったので、そのための対策でもあります。
ハンダ付け前に、ハンダ付けを行うピンや部位に薄く塗ってからハンダ付けすることできれいに流れてノリもばっちりでハンダ付けができます。もちろんつけすぎるとよく無いことは言うまでもありません。
また、高インピーダンスでリークする電流が無視できないような場合は、ハンダ付け後に洗浄を行う必要がある場合もあることを忘れてはいけません。
ちょっとした小物ですが、かなり細かいハンダ付け作業などに威力を発揮します。RMAタイプは非腐食性に優れた上に低残渣ですから、ハンダ付け後の経時変化もそれほど気にしなくとも良いでしょう。
無くてもそれほど困らないかもしれませんが、あると快適にハンダ付けできると思います。ただし、ぺったりと塗ると周辺も含めて良く流れすぎてしまい、隣とブリッジする状態になることもありますので、通常の場合以上にハンダの量は慎重に調節しながらハンダ付けしなければなりません。