小物工具(#9)

 ねじ、ナット、ワッシャ、たくさんあって困ります。厳密には工具ではありませんが、以前にケースを紹介した手前、同じカテゴリーにしました。

メイホウ トムケースS
メイホウ トムケースSメイホウ(明邦化学工業株式会社)より発売:標準小売価格160円)

 ネジは使いたい時にすぐ目的のサイズや形状のものが取り出せないと大変イライラして、作業効率とやる気(なんじゃそら?)が低下します。
 かなりの数を揃える場合は個別のサイズ・種類でパーツ棚で小さな引き出しなどに分類して納めて置く事は専業でされている仕事の現場等では行われていますが、自宅での趣味程度でそれほど場所が取れないなどの場合には保管・分類等に困る部品です。
初めは小さな箱に購入時の袋に入れたまま、その都度取り出していたのですがさすがに種類が増えてきて探し出したり、取り出し時にこぼしたりしてこのやり方ではダメだと感じてきましたので、ケースに分類する事にしました。
 大きなケースでざっと突っ込めば良いように思いますが、ネジはほとんどが金属製ですあり、小さな金属の塊なわけです。したがって数が揃って増えて来ると結構重いのです。1つのケースに相当種類・相当数を入れるとケース全体が重くなってこれまた取り扱いの塩梅が悪くなります。
 前述のスーパーピッチミニマムなどを使うのも手なのですが、それほど仕切り板のピッチに細かさが要求されないので、メイホウのトムケースSを利用しています。
 分類はネジの径でまずケ−スを分けます。私が通常使うのはM2とM3で、バリコン等の一部の場合にM2.6を使う程度の小径ネジが多いのでこの程度のケースで十分用を足してくれています。M3のように用途が多い場合はネジの形状、長さ等で種類が多くなりますので、使いやすいように分類してケースを複数に振り分けます。

使用例
 M2とM3の分類しているようす
 上段がM2、下段がM3である。M3はこの他にもクロゾメの入った別のケースがある

 仕切りも結構きっちりと仕切ってくれる様で、ワッシャが仕切りの下からあふれて、隣の仕切りに紛れ込む事も殆ど無く大変便利です。また、スーパピッチなどと同じく、本体、ふた、ロックの全てのパーツが別体になっており、100円ショッップなどであるケースのようにプラスチックの薄い板でケースと本体が繋がっており、プラスチックの可塑性に頼っていずれ切れてしまうようなヤワな作りではありません。
 購入時のネジの袋によっては、この1つの仕切りに収まらないか全部入れてしまうと一杯一杯になってしまい取り出し時に難儀しますので半分以下になる程度の量しか入れず、残りのネジは袋のままストックとして別の場所に保管しています。
 余談ですが、このFAMILIA SERIESは中の仕切りの状態によってケースの愛称が異なり、写真の上下2列のトムの他には上下3列のベティ、横の仕切りが無く、縦の仕切りだけのナンシー、仕切りが一切無いジミーなどの中学校の英語の教科書に出てきそうな名前がつけられています。

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