色々使えそうなので部品を変えて追製作。
5V/3.3V電源ユニット
DACユニット製作時に+12Vから5Vと3.3Vを供給する降圧タイプの三端子レギュレータで製作していたのですがこの電源電圧は汎用性があるのでデバイスや部品を変更して追製作してみました。
D/Aや制御用のMPUを同時に使う場合、5Vと3.3Vの両方を必要としている場合が多く、一度に両方の電圧の電源を取り出せるため何かの時に使える(いわゆる「こんなこともあろうかと」対策)ので色々と手持ちの部品で試したいのもありました。
最近実装されているのをよく見かけるようになった低損失タイプのLT1117を使ってみました。
このサイズのデバイスで最大出力電流700mAと大きい電流が取り出せて(使用条件によって)保護ダイオードが不要な事、さらには発振止めのコンデンサーも基本的に不要と普通の三端子レギュレータタイプと比べてかなりお手軽です。またリップル除去も75dBとかなり高い性能※ですので総合的に高性能を期待できます。
今回は出力の平滑コンデンサーにOS-CONのSEPC 1000µF/6Vを、入力側のコンデンサーにニチコンのLFシリーズ100µF/16Vを使ってさらにリップル除去を狙いました。
※リップル除去:µPC29M05は64dB、BA033CC0FPは55dB