世の中いろいろな動物が横断するようですが自然が豊かだとこうなります。
カニ注意(オカガニ)
海沿いの道路ですが、オカガニがこの周辺で5月下旬から10月の産卵時期の満月の日近辺に繁殖のための移動で海から陸に上がっていくのですが、そこに道路があるため車で轢いてしまう状態になります。
カメ注意(リュウキュウヤマガメ)
1992年に独立種と認められ、国の天然記念物に指定されましたこれまた個体数の少ないリュウキュウヤマガメがこのあたりに生息しており、不幸にも車の走る道に迷い出てくることがあるそうです。道の端には出てこないような防護柵はあるのですが、それでも絶対とは言い切れません。
ヤンバルクイナ注意
究極の注意看板がこれです。有名な国の天然記念物であるヤンバルクイナ。
この周辺が生息地であることから、移動のために道を横断する個体が多く、毎年かならず車に轢かれる事故が絶えません。
いずれも沖縄の本島北部、ヤンバルと呼ばれる地域の国道に設置されています。
自然の中に人間が入り込んだり、開発などで生息地を縮減されるほか、持ち込まれた動物によりこれらの在来種の生存に脅威となっているのが主たる原因です。
自然との共存共栄、まだまだ人類には実現の出来ていない課題なのです。