自転車の後ろにつける点滅後尾灯を作ります。
簡易オシロはなかなか考えがまとまらず進みません。進捗すらお伝えできない状態です。いけないとは思いつつ全く関係のない別のものを作ってしまいました(笑)。
自転車などの後尾につける赤色の点滅後尾灯になるようなものを作りました。
回路そのものは非常に単純です。弛張発振回路にチャージポンプ式の昇圧回路を後段に接続し、発振回路の信号でチャージポンプを動かします。1.5Vの電圧をコンデンサーに蓄積し電源電圧とあわせて約3Vを作り出し、蓄積した電力で赤色LED(順方向電圧約1.9V)を点灯します。
コンデンサに蓄積された電力だけで点灯させますので、点くのは一瞬です。
約0.8秒程度でチカッ、チカッと点滅を行います。消費電流は約3mA程度ですので単3電池で相当の期間の動作が期待できます。使用するLEDは高輝度や超高輝度など低電流でも明るく光るタイプのものを用いるとかなり眩しく光るので、遠くからでも視認できそうです。
CdSを発振回路に組み込むと、暗くなると点滅をはじめるということもできます。
後尾につけるためのLEDを剥き出しではなくある程度拡散してみることができるような拡散レンズをLED前方につけて小さいケースに収める予定です。タカチのTB-50に十分収まるように基板レイアウトを小さくしてみました。
ケースに組み込んだ状態
電池は単五が手元に無かったため1.5Vを供給
LEDは取り付け方法検討中のため仮付け
ケースに取り付ける段階で、側壁ぎりぎりにつけると蓋の裏側の部分と干渉するためスポンジで側壁から少し浮かせる必要があります。また、電源スイッチも微妙に他の部品などと位置が干渉しそうなので位置を決めるのには苦労しました。
小さいものを作るときは手先の器用さとともに一種独特の頭を要求されるようです。それを考えると小型機器の設計をしているメーカーの開発の方々には頭の下がる思いです。
さて、どうやってこの点滅LEDの視認性を良くしつつカッコイイ仕上げにするか、悩みどころが増えました。