普通のトンネルのようですが、ちょっと様相が違います。
レンガ造りトンネル
中の高さはかなり低い
レンガ造りのトンネルがJR東海道線の下を通っています。
左上の看板でお分かりかもしれませんが、このトンネルはJR東海道線を横断するトンネルなのです。
しかしどう見ても元々人道トンネルとは思えない狭さと高さ。
レンガ造りで下側が石垣作り。道にあたる部分がアスファルトではなくコンクリートです。
たぶん、農業用水か水道かの水を通すトンネルだったのを暗渠にしたのか埋めたのかで人が通れる状態に改装したと思われます。
とはいえ、このトンネルの内部の高さは1.5mもありません。写真に写っているようにミニバイクがシートにまたがって進んで程よい高さです。人が歩いて通るにはかがまなければなりませんし、自転車でも伏せ姿勢にならないと通りにくいタイプもあります。
いわゆる諸般の事情なのでしょうが、JRの東海道線を越えるために新たに人道向けトンネルを掘ること無しに横断できるように設えたのではないでしょうか。実際にこの区間は複々線であり、上り・下りともにかなり頻繁に列車が通過するため、踏み切りは実効的でない解決策となる区間です。
まあ、この近くの踏み切りも開かずの踏切ですので、無理やり渡る輩が運行障害を引き起こしたり人身事故を引き起こして一般客を巻き込んでいます。踏み切り側はかなり人身事故率高しで、「あぁ、またか」のようなレベルで人身事故が発生します。
とにかく、あせらず行くのが精神衛生上も良いようですので、ちょっと余裕時分をもって生きるのが良いのでしょう。
このトンネル、新聞にも紹介されていたような。
よく見ると、雨水を流す側溝が無いような。雨の時、中に水溜り
ができるので、路面を入り口よりも高めに舗装した結果、
内高が低くなってしまったのか?
流石に、ウチの奥さんでも立って歩けないや。 ^^;
確かに新聞記事で掲載されていたのを見た覚えがあります。こちらにしてみればずいぶん以前に撮影していたのでやられた!って感じがしましたが、写真を見てすぐに判りました。
手前まで水路のようなものがあり、本当に水路だった様相が現地では見ることが出来ます。