JR西日本225系

 新型列車のお披露目ですが、大阪駅で留置というのはかなり珍しいイベントです。
JR西日本 近郊電車225系
 JR西日本 近郊電車225系
 先頭車両が225-1というマニアお楽しみの編成
 大阪駅の10番のりば(10番ホームとは呼びません:笑)で12:15~14:30の間、新型列車である近郊電車225系の編成が留置、展示されて整理券方式ではありますが乗車して中を見ることが出来るようになっていました。
 このため10番のりばは現在改良工事の進められている大阪駅で新快速の到着ホームとなっているのりばはこの日は8、9番のりばに到着して、そちらは混雑していました。
 これは既存の新快速などで運用されている223系の車両をリプレースを目的として開発された車両で、既存の運用車両から良いとこ取りしています。現行の近郊電車である321系の車内の液晶表示機が設置されていたり、尼崎の脱線事故の教訓を生かして列車の強度を向上したりと、いろいろと改善がなされています。
 また聴覚障害者も含んだサインとして開閉扉がわかる表示が追加されています。
 整理券を入手して乗車した人には資料類が配布され、225系の列車のカタログもありました。この列車のカタログ、誰のために必要なのかいつもながらさっぱりなのです。外販するわけではありませんからねぇ。
 と、まあ、先行して公開して、列車マニアな方々が大挙していたわけですが、私にしてみれば12月1日の運行開始から、自動的に乗る事になる現用列車なわけで、初物好きでもなければどうということはありません。いずれお世話になるのでいまからあくせくして見ずとも、という感覚しかないので・・・。
 とにかく、「撮り鉄」が一杯いまして、サロンカーなにわの事件以来、厳しい警備が敷かれています。撮影でもっと前に出ようとして黄色の点字ブロックから出ようものならすぐに警備員や駅員に笛で派手に警告されながら引っ込まされます。自分にとってもっと良い写真をとりたいという目的のためなら何をしても良いというマナーの無い人が多いせいで、常に笛が鳴り響いていましたし、鳴らされてどかされても、再度また同じ事を繰り返すという学習能力の無い人たちもいました。
 自分さえよければよいのでしょう、こういう行動をする人たちは。悲しいことですが現状はこんな状態なのです。

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