ちょっと出かけている間に・・入れられてしまいました。ってピンクチラシではありませんよ。
【大東亜戦争勃発】
局「はい、こちら○○郵便局、××です。」
客「さっき留守にしとったらな、はいっとってん。赤紙が。」
局「赤紙・・・ですか?(それって召集令状やん?)。」
客「なんか、留守しとった間に来はったみたいでな、赤紙入っとったんや。」
局「不在通知でございましょうか?」
客「そうそう、その赤紙や。」
局「では、右上に記載のお問い合わせ番号をお教え願えませんでしょうか。」
客「あー、これか?えーとな・・。」
と、まあ、応対自体は普通だったのですが、不在通知票をあくまでも「赤紙」と言い切るお客さんからの連絡でした。赤紙と言うとどうも戦前戦中の「召集令状」しか思い当たらないんですが、郵便局が徴用することはありません(爆)ので、不在通知票の事を指しているようです。
局によって多少の事情が違うとは思いますが、普通、配達時に本人やお渡しの確認を頂く郵便物については配達時にご不在の場合に不在通知票というのを入れさせて頂き、ご希望の時間や日付に再配達できるようになっています。
この不在通知票ですが通常「黄色」をしており、決して赤い色ではありません。お知らせでありお渡しするための不在通知票ですので「赤紙」呼ばわりされると、不在通知票の立つ瀬がありませんね。
かなりお年を召されたお声のようだったそうなので、戦中に本物の赤紙をもらったイメージが強かったのかもしれません。
不在通知票、なんども書きますが黄色です。赤くないです。
※黄色い不在通知票
あくまでも私の知っている範囲です。全国の局に赤い色で不在通知票を作っている局が無いとは限りません。その場合は本当に赤紙です。