居酒屋ガレージ店主さんのご案内いただいていたハイキングに参加。
京阪電車 宇治駅
京阪電車に乗って、中書島で乗り換え、宇治駅からスタートです。
宇治川を天ケ瀬ダムを上流に川沿いへと進みます。
天ケ瀬吊り橋
吊り橋を横目に見ながら、さらにどんどんと上流へ進んでダムまで向かいます。
天ケ瀬ダム(放流中)
向かって右が関西電力の現用発電所
左にあるのが旧発電所で現在は水理実験施設として運用中
天ケ瀬ダムは丁度放流中で、ご覧のようなダイナミックな風景を見る事ができました。
いったい、1秒当たり何トンぐらいの水が出ているのか知りたい所です。水門は1カ所しか開いていませんでしたが、3つ全てやさらに上部にあるオバーフローの水門(クレストゲート)も開けるとすごい水量が一気に流れ出し、下流は水浸しになります。
ダムの放水開始時はサイレンで警告を出すのですが、キャンプ場が下流にあったりして夜中に水門開放をする緊急事態などでは、なかなかそのまま流されそうで怖いですね。
ということで、国土交通省のページからダム情報で調べました(当日のデータはこちら)。
全放流量は毎秒25トン強とのようですので、ゲートからは少なくとも毎秒数トン以上の放流がなされていたのではないでしょうか。
仏徳山興聖寺
宋から帰国した道元禅師が最初に建立した寺との事で、門が中国の寺の雰囲気を出しています。この脇を抜けて仏徳山(大吉山)へ登って行きますが、けっこう短距離の割には高低差が大きく、一気に登りきるのは結構疲れます。
大吉山展望台から
山頂からすこし下りた場所に展望台があり、交野や私市などの大阪の北西部の眺望を楽しむことができます。この日はガスも薄く非常にはっきりと遠景まで見えました。
朝霞橋
宇治神社を下って宇治川まで下り、朝霞橋を渡って府立宇治公園中之島を通り、平等院へ向かいます。
平等院鳳凰堂
十円硬貨の表(日本国と記載のある方が表です)に描かれた図案で有名な平等院鳳凰堂を見学。悠久の歴史にちょっと思いを馳せます。
鴨たち
河原の石かと思ったが動く(笑)
平等院から宇治川を宇治橋を渡って京阪電車宇治駅までもどるのですが、宇治川の瀬に石ころかと思いきや鴨がすでに渡ってきており、羽根を休めていました。
全体的に軽めのコースで、それほど疲れる事はありません。実際、健脚な方なら早足で2時間程度のつもりで踏破できるのではないでしょうか。
当日の2〜3日前から気温が下がり、この日も天気がよい事から陽が当たって気持ちよかったのですが、山間や日陰に入るとさすがに寒く、山頂では14℃しかありませんでした。すこし気合いを入れて歩くと思っていたため薄着にしたのですが、裏目に出ました。
今回も中川校下青少年指導員の方々や居酒屋ガレージ店主さんにお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
まだ山は緑色を保っており、半月遅いとかなり紅葉も進んでいたのでしょうが、それはそれでちょっと寒そうです。
2010/11/08 放流量のデータを追加しました。