普通は強烈な匂いがするものなのですが。
「膠」
動物の皮膚や骨、あるいはアキレス腱などの筋を煮詰めて作ります。精製度の低いものを膠(ニカワ)と呼び、精製度の高いものはゼラチンとなります。何れにせよ直鎖状のアミノ酸ポリマーであるコラーゲンが原料です。
膠は日本画の岩絵具を固着・定着するために混ぜ合わせたり、煤と膠を混ぜ合わせて墨を製造するなどで用いられるほか、一般的には接着剤としても用いられます。
どちらにせよ製品の製造の原材料として用いられるのが主で膠は食べ物として提供されることはありません。膠の製造は古くからありますが膠と同じ原料から食品として提供できるゼラチンまで精製できるようになったのは昭和の初期だそうです。
とりあえず膠の原料である皮や骨、腱などは食べるための食材として焼肉店舗では出てこないはず・・・です。