保線の悩みのタネ。
レールの傷(シェリング傷)
最初は滑走か何かでできた小さな傷だったのかもしれません。あるいはレールの製造時のムラで弱い箇所ができていて車輪との接触で傷が生じたのかもしれません。
レールの継ぎ目でもないのに列車通過時にカタンと音がしたので気付きました。初めに見た時は小さな凹みでしたが、徐々に大きな凹みに育ってしまいました。この状態に至っては通過時にかなりガツンと音がするので車輪側にも傷が着いてしまうかもしれません。
しばらく傷が残ったままでしたが削正で補修するレベルでもなく、切り取って繋ぐとかの処理はなくこの区画のレール交換までこのままでした。保線の担当者もかなりヤキモキしていたかもしれません。