初めて目にした時は「ギャ〜〜ッ!」と叫びそうに。
おしくらまんじゅう
山口 克昭作
ちょーっと怖いのです。
なにか子供のような生き物が溶けて固まったみたいに見えて、かなり不気味な印象を受けてしまいました。
実際は二期展などでも活躍されている山口克昭氏のちゃんとした作品で、平成2年の制作だそうです。
おしくらまんじゅうをしているやんちゃ坊主の動き・表情が生き生きと表現されています。
後ろ向きだと判り辛いのですが、中央にある平べたの丸いものは反対側に顔がありハロウィーンのカボチャにも見えます。
というのは、じっくり近寄って個々の子供をみると言えるのですが、この概観だけみたらやっぱり怖いですよね。なんとなく諸星大二郎の作品に出てきそうな風景です。