街中の切り株からキノコ。
切り株に生えたキノコ
猿はいませんがサルノコシカケ科の何らかのキノコが切り株に生えています。
子実体ができているという事でこの切り株はすでに菌糸が張り巡らされている状態。何らかの理由で切り倒され根を掘り出さないまま放置されたところでこのキノコの餌食になったのでしょう。木の根はさほど大きい木でなくとも除去するのはかなりの手間なので放置されていたのかと。
サルノコシカケの類は強烈な侵蝕力を持つ腐朽菌で、森や林に生えている樹々に着くと生きている樹であっても菌糸を張り巡らせて最終的に枯らしてしまう厄介者です。
一部では漢方薬に用いられるものもありますが、食用に向くキノコではありません。猿が腰掛ける事ができるぐらい硬いのですから。