先日のマルチファンクションテスターとは別製品。
マルチファンクションテスター
モノクロ版の基板むき出しではなくカラーLCDディスプレイタイプでパッケージングされてちゃんとケースに入っているマルチファンクションテスターを入手しました。
先日のモノクロ版と比べて機能アップしている部分があります。また、精度・確度的にもこちらの方が上のようです。また内蔵リチウム電池をmicroUSB端子から充電するタイプなので電池ボックスなどはありません。説明書は日本語と英語の二か国語版が付属されていました。
Arduino用に水晶発振子の負荷容量である22pFを測定した所、モノクロ版では測定エラーとなり測定できませんでしたが、こちらのテスターでは浮遊容量もありますので数値は違いましたがちゃんと近い値の数値が測定できました。
バイポーラトランジスタのhFEの測定ではカラー版の方が数値が小さめでちょっと信頼低そうな値、J-FETのIdについてはほぼ同じ数値が測定できました。厳密な値の測定と思わない方が良いでしょうが目安程度には十分に使える性能だと思います。
どちらの製品も発光ダイオードの順方向電圧VFを知るのに便利で、データシート見るよりついついこの手のツールで実装前に測定して電流制限抵抗を決めるのがルーティーンになってしまいました(苦笑)。