荷役のための運搬手段です。
大八
大八車は江戸時代からけっこう近代まで使われていた荷物運搬の手段です。
明治以降ははっきりとはしませんが、江戸時代では市中を車の付いている車両は原則走行禁止で、大八車は特別に認可があったものだけのようです。
現代の交通事故との処置と異なり、もともと車を走らせてはいけない地域ですので、事故が発生すると全面的に大八車を使用していた側に責任が求められたそうです。
懲役刑が無い時代ですので、大八車で誤って人を殺めてしまった場合は当然ですが大八車を引いていた人物は死罪となったそうです。
内燃機関を搭載した運搬車両の登場もあり、急激にその利用がなくなり、廃れていってしまいました。
今にしてみれば運行も人力のみ、カーボンニュートラルを飛び越してカーボンフリーの輸送手段だったわけで、今風に言えば環境にやさしいトラックと言えそうです。
で、まあ、このお店が別の意味でのカーボンフリーで炭火は無く、ガスの火だけというわけではありません。
いや、オチが苦しいです。