集合体恐怖症

 英語名”Trypophobia(トライポフォビア)”。

焼物の壁
 焼物の壁

 甕を並べ積み上げた壁。
 焼物の街、あるいは招き猫の街とも称される常滑のやきもの散歩道の一角である土管坂の壁です。ご覧のように焼酎甕が整然と並べて積み上がり規則的な模様の壁となっています。
 見ようによっては丸い肩と口の部分がまるで目のようで、それがびっしりと並んでいます。
 集合体恐怖症の方にとっては恐怖の対象に見えてしまうかもしれません。ただ理不尽でおかしな恐怖症が古来から多数ある中には入っておらず、集合体恐怖症(Trypophobia)は2000年ごろからネットで広まった比較的新しい恐怖症を指す言葉のようです。
 恐怖を感じる要因として自分に危険を感じさせる「何か」が想起させている可能性が指摘されてはいますが、はっきりとした要因や恐怖の源泉は解明できていません。

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