オーディオ系の処理だけではなく。
MPU基板
PCM1792はそのまま何もせずともデフォルトの設定で44.1kHz/16bit 左詰PCMのI2S信号をデコードして音を出せるのですが、I2Cを経由で内部レジスタを操作することで様々な設定と制御ができるようMPU基板を追加製作しました。
動作テスト中
MPU基板は電源、外部接続するI2C、オーディオ信号入力、キャラクタLCD制御関連、スイッチやロータリーエンコーダ等の操作系信号、ブートローダ経由のプログラム書き込みのためのシリアル信号等々と接続するため基板はATmega328Pとほぼコネクタだけになってしまいました。内蔵発振器を使用するためスペース的には外部水晶発振器無しの状態でこの基板サイズギリギリです。キャラクタLCDのバックライトはトランジスタで駆動しオン・オフだけでなくPWMのanalogWrite()を使えるようにPB1(pin9)を割当て明るさ調整できるようにしました。
Arduino IDEを利用できるのでAVR studioやMPLAB X IDEと違い豊富なライブラリやArduino標準関数が活用できるのも強みです。
予定としてはオーディオ信号レベルメータ表示のほか、PCM1792の細かい設定を変更できるようにしたい他、音量制御もPCM1792のアッテネーター機能でデジタル制御を行う予定です。