招き猫、普通は小判を持っている場合が多いのです。
招き猫ディスプレイ
右手はお金を招き、左手は人を招く。商売の発達を願っての縁起物で、日本独自のものです。
住吉大社の中にある楠珺社では毎月初めの辰の日におまいりすると商売が発達する(初辰)と掛けて参拝する商売をされている人が多いそうです。
最近は招き猫もいろいろな需要があるらしく種類が増えました。
欲張りな右手も左手も上げている招き猫もおり、お金も人も招いてしまおうというちょっと欲深いとも思える招き猫もいます。もっとも両手を挙げている招き猫、私は万歳してお手上げの招き猫と思っていますが(笑)。
で、このお店はお店の売りであるかつおを抱いています。
かつおを招いて、金運を呼び込む。まあ、お客あっての商売ですので、お金だけ呼び込むのは無理だとは思いますが。
この招き猫のデザインは、常滑タイプ。目と耳が大きく、全体は2頭身ぐらい。三毛猫柄で、全体的に丸い体をしています。昔はもっとほっそりしていたらしいのですが、いまではこのタイプが一般的になっているそうです。