旨味とは異なる第六の味覚、だそうです。
コク
味が濃いから「濃く(こく)」というのが語源だとか。
「おいしい」とは別の味覚で、「おいしい」が「こく」が無いは成り立ちますが、「こく」があれば「おいしい」とはならないそうです。
「こく」を与える物質は多種多様でアイリンなどの含硫化合物の他、ペプチド類、グルタチオン、ヒスチジンや油脂類、ゼラチンなど多くあります。また味だけでなく香りや食感などによっても「こく」を得られる事もあるとか。
なかなか広範で複雑な定義ですね。
とは言え居酒屋メニューでコクたっぷりの料理ばかりだと、相手の酒や飲み物類はかなり慎重に選ばないと相乗効果ではなく相殺効果が出てきそうで組み合わせは難しそうです。濃厚な味わいのものばかりだとすぐに飽きてさっぱり系の口を濯ぐような味わいを間に挟まないとどうしても食事を続けるのはしんどいのではないでしょうか。