量産前提の試作機関車だそうです。
EF510-1
撮影 2009年10月
車体番号が「1」。初号機というかなんというか。
以前にご紹介したトワイライトエクスプレスや日本海として東北方面の日本海縦貫線を運行していたEF81形機関車の置き換えを狙い、EF210形機関車をベースに開発されました。
2種類の周波数の交流区間および、直流区間を走行するため機器類が増えてしまったことにより、全長はベースとなったEF210より長くなってしまっており、屋根上の碍子や機器類がそれらを物語っています。
このEF510-1は試作機としての位置づけではなく先行量産機として製作されたものです。2号機以降にある”RED THUNDER”が無く、JR貨物のロゴであるJRFのみとなっています。
この日は単機で運行しており、甲種輸送か回送だったのでしょうか。