阪神高速環状線の大規模改修の時の風景。
ロードカッタ ER555F
大型重機類はなんとなくロマン感じさせます。あの大きい機械が動いているというのを見ているとワクワクしてきますよね。
全長10,455mm(本体)・全幅2,460mm、運転質量28,900kgのヘビー級なマシン。500馬力(370kW)のエンジンを搭載し、最大路面を平面状に深さ230mm掘削することができます。
路面を削って新しい舗装を敷き直す施工時に迅速に作業ができる画期的な機械。
1分あたり最大55mもの作業速度を出すことができ、掘削深さにもよりますがこの工事の時もみるみるうちに舗装を削り取り、切削した舗装を前方に待機しているダンプトラックにモリモリと積み込んでいました。切削した路面は集塵機でほぼ回収され、さらにフィルターを用いて外部に粉塵を出すことはほとんど無いそうです。
GNSSによる測位と切削深さなどと合わせて出来型施工履歴を残す事ができ工程管理にも役立つデータも取得可能とか。
最近の建設重機はGNSSとリモート制御や自動化などにより昔に比べてはるかにインテリジェントにできており安全にかつ迅速に作業が行えるようになってきていて、昭和の時代にくらべると本当に隔世の感がありますね。