スパイスの本場。
スパイシーキング
スパイスを多用した料理が特徴なインド・ネパール地方の料理。
一般的に日本で知られているのは「カレー」という名称の料理ですが、実際にカレーという料理名は当時統治していたイギリスが持ち帰ってアレンジして作られたスパイスミックス(いわゆるカレー粉)を利用した料理に付けられた名称で、インドには「カレー」という名称の料理は存在しません。
インド人の料理人がいるカレー店が日本でも多数ありますが、実際にはネパールの方が営業している場合が多いそうです。実際にインド人を連れてきて雇った場合、カーストが障害になって業務がうまく回らないとか…。「あれは俺の仕事じゃあない」となり非常に非効率なんだそうです。あくまでも私が耳にした話ですので、実際には異なる点があるかもしれませんが。
インド料理とされるものでも北インドと南インドでは異なりますし、東インドのベンガル地方や離島のセイロン島(スリランカ)もインド半島と異なる特徴があり多様な食の世界を見せてくれます。日本のインド料理店は日本向けにアレンジされていますが美味しいですよね。