番長

 元の意味とは違う使われ方が浸透してしまっています。

精米番長
 精米番長

 『番長』とは律令制における諸衛府の下級幹部のことを指し、その番長が武芸に秀でており統率力があったことから転じて不良少年のリーダー格の人物を指す言葉に使われ、悪いイメージの人物として捉えられる言葉へと変遷してしまいました。
 「番長」と言われると今や絶滅種レッドカードのヤンキーな姿が創造されますが、漫画の世界では学ランに下駄履きとかセーラー服の超ロングスカートだったりテンプレートが存在するのであながちこっそりと生き延びていて絶滅はしていないのかもしれません。
 ただし「番を張っている」とは言っても「番長」とは呼ばなくなったような気もします。
 現代で通用する悪い意味とは違ってこちらの屋号は職業柄優秀な方がいるお店だと思いたいところ。

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