山本有三の代表作。
いしころ
小説のタイトルは「路傍の石」。タイトルから転じて道端に転がっている特徴も価値もない石ころの意味として使われる事もあります。
なんの価値も無いものの代表として「いしころ」と言う表現が使われますが、道端に落ちている一見何もなさそうな石ころでもよくよく観察すれば色んな事がわかります。雑草という名前の植物は無いのと同じで道端の石でも鉱物学的な分類、含まれる鉱物の構成や結晶の状態、できた年代など様々な属性があり「単なる石ころ」では済まないのです。
『いしころ』と侮ると色々損をしそうですよ。