「のりば」の間違いではありません。
阿部定型のほぼトマソン鉄柱
大阪駅改良工事で、ホームの屋根を撤去する途中の状態で阿部定物件状態の鉄柱。
昔の時代の構造物なので、ボルト接合でもなく溶接でもなく、リベット打ちです。
一応なんとかトマソンを免れている理由が、写真では見えにくいですが横に大阪駅からの旅程時間表が付けられています。
また、ポストのようなものも。
「のりほ」のポスト
撮影2011年3月
一件見逃しそうですが、「のりば」ではなく「のりほ」なのです。
「のりほ」って何だ?と思いますが、「列車乗車人員報告書」のことで、「乗車」の「のり」と、報告書」の「ほ」で「のりほ」と呼ぶ習わしだそうです。
で、なんなんだと言うと、一定区間の乗車人員数を車掌が把握して報告をする報告書がのりほ。これを「のりほ」ポストへ投函するそうです。報告書は駅の社員(今は駅員と呼ばないんですね)が回収して報告し、ダイヤ改正や列車の運行車両数などのサービス向上のために利用されるとか。
注意していると、けっこうあちこちの駅にあるようです。
報告書の書式がどんなもので、どのように記入されているか判りませんが、こっそりお役立ちの設備のようです。
まだ、現状態未確認ですが、この鉄柱、撤去されてしまっていると思います。
うぁ~、懐かしいなぁ♪まだあったんやね。昔は車掌さんが主要駅で入れるのを良く見ましたよ。(^_^)v
鉄柱は撤去されていましたが「のりほ」は別の場所にちゃんとありました。
大阪駅のホームには複数個ありますね。