とりあえず試作フェーズ。
MiniCore 328P 汎用MPUボード
内蔵8MHz発信器なので外付け水晶発振器は無し
内部8MHz発信器で動作するArduino互換のMPUボード。ファームウェアはArduino MiniCore。
ブートローダーで使用するRX(PD0)TX(PD1)、I2Cバスで使用するSDA(PC4)SCL(PC5)以外は全てヘッダピンで外部に接続できるようにしました。元々バイナリクロックで一度製作していたのですが、その時は必要なピンしか出していませんでしたので使えるピン全部を出せるのかとか色々不満を解消するために試作したのがこのボード。
レイアウトを見直して電源周りには100µF/6.3Vを入れて強化しています。電源パイロットランプと状態表示にも使うL1(PB5)のLEDは前回同様に実装しました。I2CのコネクタがSCL・SDA・GNDの3ピンだったのを+Vの電源ピンを増やしてSCL・SDA・V+・GNDの4ピンにしてI2Cバス基板にもMPU基板からI2Cコネクタから電源を直接供給できるようにしています。
実装面積上AVCCとVCCは共通でチョークコイルやフィルタなど入れていません(小さいインダクタなら載せられそうですが)。VREFには外部リファレンスが使用できませんので内部のリファレンス電圧だけ使用できるなど一部制限がありますがI/Oはフル機能が使えるように組み上げました。
先のバイナリクロックで確認されたトラブルのように内蔵発信器では精確な実時間を要求する事はできませんので、用途として実時間性に対してゆるい製作物に用いる事になるでしょう。