とりあえずこちらも試作。
MiniCore 328P 汎用MPUボード
システムクロックは外部16MHz水晶発振子
Arduino UNOのシリアルポートを担っているATmega16U2のほか一部回路を省略した状態。
以前に製作したMiniCoreボードよりもさらにミニマムな回路構成になっています。
シリアルポートとUSBとのブリッジは外部のUSB〜シリアル変換に依存して省略しBoot loaderで使用するRESET/TX/RXとのインターフェースのコンデンサや抵抗は実装、電源は3.3Vは省略して5Vのみ、Lチカのバッファに入っていたLMV358を省略など必要最小限の実装のみになります。
先のバイナリクロックで内部8MHzは思いの外精度が出ていなかったので補償する意味でも精度の期待できる水晶発振子でシステムクロックを生成するUNOなどと同じ一般的なArduinoボードと同じにしました。それによってPB6/PB7は水晶発振子に使用されてしまうのでPORTBの引き出しはPB0〜PB5に縮小・変更です。
基板面積が小さいので先の内部8MHzのボードで引き出していたPD2〜PD7の外部接続ようヘッダピンは省略してしまいました。このボードでそれほど多数のI/Oを操作するような目的で使用するのが目的外だと思います。まだ引き出すヘッダピンを実装する余裕はあるのですが、本当に使うのか?と感じて省略に至っています。
この構成ですとMiniCoreでは無く、UNOのBoot loaderを書き込んでも同様に動作します(確認済)。MiniCoreにするとBODの有効・無効や域値電圧の設定、EEPROMの保護などを書き込み時に設定できるのでArduinoというよりも普通のATmega328として使用する事を想定しているのでしょうが開発環境にArduino IDEが使用できるメリットは大きいですね。