戦術です

 国会の決議投票時に反対派が行う戦術。

牛歩
 牛歩

 牛は歩くのが遅いことから物事がなかなか捗らない様を示す言葉で、遅い歩みそのものを指す場合もあります。
 今はボタンで投票する事も多く、即座に結果が出ますが実際に投票用紙を使って投票を行い集計する場合で党が出した議案や法案に反対の立場の議員が嫌がらせに自席から投票箱まで凄まじくゆっくりゆっくり歩いて審議引き延ばしの時間稼ぎをするという『牛歩戦術』と呼ばれる行動をしていました。単なる嫌がらせであり議事妨害でもあるのですが、対策として注意喚起しても従わなかった場合は早々に投票箱を閉めてしまい投票できなかった議員を棄権とみなすようする事もあるようです。
 多数決で決議されるのに対抗するためでしょうが実効的なことは何一つ無く、周囲や国会中継を見ている国民からは呆れられるだけでかえって評価を落とすだけと思うのですが、どういう考えでこのような嫌がらせ行為をしているのか甚だ理解に苦しみます。

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