以前の意匠を残しつつリニューアル。
地下鉄淀屋橋駅
撮影:2024年12月
2023年3月からデザインコンセプト「アーチ構造の象徴」で駅を全面リニューアル。エアコンや換気塔などはそのままですが内壁と天井照明を全面リニューアルしています。完了は2025年4月下旬とのことですが一部はすでに工事完了しており写真のような光景を見ることができます。
全体に薄いベージュと黒のモノトーン基調で緩やかなアーチを描く天井が以前の重厚なイメージの金属製内装からパネルに変更されて明るいイメージになりました。
シャンデリア
リニューアルに当たって気になっていたのが天井照明です。以前のレトロな蛍光灯の照明はなかなか味わいがあってよかったのですが、発表されていたコンセプトアートではどうもすっきりした別のものになっているようでしたのでちょっと名残惜しく思っていたのですが、どうやらそのままのイメージを再生したようです。
照明器具はもちろん蛍光灯からLEDランプに変更されていますが、元の器具をそのまま使うわけでは無く照明器具を増やして明るさを増しています。おかげでほんのり薄暗かった淀屋橋駅の乗り場はかなり明るいイメージになりました。
大阪メトロでは各駅の大規模改装を進めておりどんどん新しいイメージの駅に変化しつつあります。ここらへんの事情は市営の状態では素早く進められなかったのだろうと思ってしまいます。