大阪市中心部、しかも堺筋を通っていると突然現れる旧家の建物。
旧小西家住宅
現在はボンドG17や木工用ボンドでおなじみのコニシ株式会社の管理となっている
薬種業を営んでいた江戸時代の安政3年(1856)に小西屋として創業し、明治時代(明治36年)に建てた建築物で、大阪の表屋造りの様式をした商家です。重要文化財に指定されていまして、近代大阪の重要な建築物として残され、現在はボンドで有名なコニシ株式会社の旧本社として保存・管理されています。
最初見た時は「えらく古い建物やなぁ。」でしたが、玄関先には「コニシ株式会社」とあり、「え?ボンドの会社やん?」とかなり衝撃を覚えました。現在のコニシ株式会社の礎を築いた薬種商としての小西屋がこの建物だった事がわかると納得しました。
薬種問屋の集まりだった道修町にで大阪の大空襲を焼け伸び残された貴重な建物です。