からい料理と言われると、なにが入っているか想像付きますよね?
ま、普通は「からい」と言われると「辛い」であって、唐辛子や胡椒の刺激の強い辛味を指します。
しかし大阪は塩味が強い場合でも「塩辛い」と言わずに「からい」と表現します。すなわち、「このみそ汁からいわ。」というと唐辛子が入っている訳ではなく塩味がきつすぎる事を指す訳です。
上図のように「からい」に対して大阪では「鹹」の文字をつかい「鹹い」と使います。
「うわ、からいで、これ?」は塩味がきつく「鹹い」で、もうひとつの「辛い」は「唐辛子辛い」とか「胡椒辛い」と表現するのです。わさびの場合は「きつい」でしょう。
大阪では「からい=塩辛い」がデフォルト表現です。お間違えのないように。