阪急電鉄神戸線開業当初からの建物です。
阪急電鉄 六甲変電所
神戸線(十三〜上筒井)開業の大正9年(1920)からの建築物。
コンクリート造りで増築されてはいますが、れんが造りの部分はそのまま利用されています。
窓類は全て塞がれてしまっていますが、建物はそのまま運用中。
入り口左上にある穴多数の部分、外部からの電力線引き込み孔で、現在はほとんど使用されていません。開業当初はここから給電線を引き出していたのかもしれません。
れんが造りの味のある建物。産業遺産として指定されておりその歴史の重みを感じ取れます。外装を残してそのまま運用するのはなかなかメンテナンスが必要だと思いますが、維持し続ける強い思いを感じ取ることができます。
これからも阪急神戸線を見守り続ける事でしょう。