車、車、車、車3つで轟(とどろき)です。
「轟産業」
屋号と社章のロゴマーク、巧く考えたものです。
車が3つで「轟」ですが、社章のロゴマークは歯車が3つで、轟をイメージさせています。
3つの歯車は「ユーザー」「メーカー」「当社」を表し、それらががっちりかみ合った姿を示しているとのこと。
しかし、機械系に強い人ならすぐにピンと来るはず。
この状態で3つ噛み合わされた歯車は回らないのです。この組み合わされた歯車は右にも左にも回せないというか、回らない機構となってしまっています。対向する歯車は反対向きに回るのですが、1つをまわすとそれに接した2つの歯車は1つめと反対向きの同じ向きに回らなければならないのですが、それら2つの歯車は噛み合っていますので反対向きに回らなければ回らないのに同じ向きに回されようとしていますので、回る事ができない。絶対にこの歯車は回せないのです。
社章の崇高な意味に反して実際にこの状態で歯車を組むと動かないというのはなんとも皮肉な事です。
しかし、下の2つは微妙に噛み合わさっていないようなので、回るのだと言われると、その通りです。はたして本当はどうなのやら。
しかし、写真をよく見ると、下の二つの歯車はかみ合っていない!
従って、回るのではないかぁ? だがもっとよく見ると、歯車の軸が無い。従って、この歯車は固定されておらず、看板から落ちてしまう ^^
先方の言い訳めいた感じがしますが、確かに下の2つの歯車は噛み合っていないように見えるんですよ。
でも看板から落ちてしまうという発想は至りませんでした。脱帽です。いつも帽子はかぶっていませんけど(笑)。